のぼりの意味

のぼりというものをご存知でしょうか。

それは、一種の旗指物、つまりあのぱたぱたと風に揺れる旗のことです。

一体どんな旗かというと、それほど大きな違いはないのですが、二辺を固定することで風がやんでも人々に見えやすくなっている旗、といったところでしょうか。

これといった定義もなく、今では斬新なデザインのものが多いせいで、これが正解だと言い切れるようなものではありません。

そんなのぼりですが、基本的には人々に何かを伝える、訴えるためのものです。

実際の使われ方を見てみると、「今なら新作のDVDレンタル1週間で200円」というようなものがあります。

他にはランチ400円!というような飲食店のものもよく見かけますね。

また、そういったお店以外で、文化的な活動においても使われているのを見ることができます。

神社なんかが典型的な例ですね。

レストランの前にあるものよりもよほど大きい、5メートルはあろうものを見ることができます。

もちろん地方や神社によって大きさが前後することはあるようですが。

のぼりは漢字で書くと「幟」と書くそうです。

これは、天へ願いがのぼっていき、天に届いた願いが叶えられるようにという願いを込めて作られたそうです。

最も、そういった俗説は確かめようがないために本当かどうかは定かではありません。

実際に用いられ始めた時期は諸説ありますが、室町時代以降ではないかと言われています。

室町時代の使い道としては商業的なものよりも武将が各自の家紋などを示すために使い同士討ちを防いでいたことなどが主な使用法だったそうです。

のぼりは、日本はるか昔から続くもので今では完全に日本文化の一つとして大衆に受け入れられています。

しかし、日本の国外に少し目を向けて見ると、ほとんど旗を使うような文化はなく、海外では看板やマスコットを店舗の前に置いているのみ、なんてことが多いです。

日本独自の文化であると思うとなんだか愛着がわいてきたように思います。